週末、六本木のサントリー美術館にて始まった「鈴木其一 江戸琳派の旗手」展を観に行きました。この展覧会、前売りを買って待っていた次第。
この日は初日。会場内はそこそこの混みよう。
お目当ては看板のビジュアルに使われている「朝顔図屏風」(メトロポリタン美術館の所蔵品)。
なんとなくではありますが。朝顔が崩れたハート型のように並んでいるように見えるのは自分だけだろうか・・。
朝顔図は遠くから観たほうがよい絵ですが、今回じっくり観ようと思った自分は単眼鏡持参で行きました。
弟子の作品も。それはそれなりに良かったです。
細見美術館(京都)の所蔵品は以前、どこかで見かけたことがあるものばかり・・。
根津美術館(東京)の所蔵品「夏秋渓流図屏風」は後期展示らしく、この日は観られず。
でもまあ、観たことあるからなーと思いつつ。
また、足立区立郷土博物館の所蔵品も見かけたのでちょっと調べたところ・・
どうやら舩津文淵(谷文晁の弟子)の子孫の方が寄託しているもののようです。
鈴木其一と谷文晁は交流があったらしいです。
それにしても・・全ての作品を網羅するには会期中、4〜5回くらい通わないといけないのでは?と思うほど展示替えがあります。
※イラストはイメージです。
個人的には鈴木其一が書いた手紙に興味をそそられました。
「漬物を送っていただきありがとうございました。こちらから所望したいくらいだったのでとても嬉しいです」みたいな内容。
江戸時代後期に何の漬物を食べていたのか?ちょっと考えてしまいました。
他にも「撫子を挿し木するにはこうした方が良い」といったアドバイス的な内容の手紙も。
↑購入したポストカードとパンフレット。
朝顔図屏風は大きなカードもありましたが・・使いようがないので普通サイズのカードにしました。
この展覧会は東京では10月30日まで。
姫路と細見美術館にも巡回するそうです。
※朝顔図屏風など東京だけの展示作品もあります。
↑これはサントリー美術館がある、ミッドタウンガレリアからの眺め。
何か文字を作っているのでしょうか・・。
この日は六本木をあとにしまして、日比谷線に乗って銀座方面へ。
京橋にあるLIXILギャラリーに寄りました。
「水屋・水塚 水防の知恵と住まい展」を開催中。入場無料。
一部、模型などもありますが、ほとんどがパネル展示で撮影も可能。
簡単に言うと、水害から家を守るための工夫が紹介されています。
畳の堤防とか、自然に水が家を避けるように流れる防風林のような樹々など、昔からの知恵だなーと思ったり。
川沿いに住むのもなかなか大変なもよう・・。
おまけ
会社員だったころから姿勢が悪い自分は最近、どうも肩こりがひどいというか、
首がまわらないというか・・。
↑なので首サポーターなるものを試しています。
整形外科で牽引したこともありますが、自分にとっては、こちらのほうがお手軽で良いかも・・・。
ただ、慣れるまでにちょっと時間がかかる、というか苦しいかも。
本日はここまで。