たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

泉屋博古館分館 木島櫻谷展 近代動物画の冒険

週末、六本木にある泉屋博古館(せんおくはくこかん)分館で始まった「木島櫻谷(このしまおうこく) 近代動物画の冒険」を観てきました。

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南北線の六本木一丁目で下車、泉ガーデンタワーという建物のエスカレーターで昇りきった先に泉屋博古館分館は存在します。もとは住友家のコレクションを保存・研究に役立てるために設立された法人で本館は京都にあり、この分館ができたのは2002年だそう。

これまであまり観たいと思う展示をやっていなかったので、京都の本館はもちろん分館にも来たことがありませんでした。今回の展示は京都で昨年開催したものがやっと巡回してきたものです。

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この美術館、思っていたよりもずっと狭く・・昨年、NHKで紹介されていた影響なのか、そこそこの混み具合。小学校の運動会で使いそうなテントが外にあったりして・・入場待ちの列ができる予定なのでしょうか。。

 

図録とポストカードくらいしか売っておらず、動物ものを中心に購入。

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↑左から「写生帖より 犬」「角とぐ鹿」「葡萄栗鼠」。

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↑「寒月(部分)」「熊鷲図屏風(右隻)」。

木島櫻谷(1877-1938)は京都画壇で特に動物画で高い評価をうけた画家ですが、テレビでは夏目漱石に批判されて画壇を離れたようなことを言っていたような。

漱石が酷評したのは「寒月」で、「屏風にするよりも写真屋の背景にしたほうが適当な絵」と言ったのだとか。

個人的には動物の絵はなんだか骨がずれているようにみえる絵が多い・・と思ってしまった。人物画においてはちょっと気味悪いというか。テレビで見ていた時にはあまり気にならなかったのですが。

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※イラストはイメージです。

その他、「かりくら」という作品が100年ぶりに発見され、修復が終わったということで展示されていました。発見された時はだいぶシワシワだったようです・・。

 

 ↓京都にある木島櫻谷の旧邸の特別公開チラシなど貰ってきました。

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どうやらいつでも公開している訳ではないらしい・・・。

 

動物画を中心とした展示は4月8日まで、後期の花鳥図中心の展示は4月14日から。

図録付きで少しお得な券がイープラス(ファミマなどで購入)で売っていますが、チケットをもぎられる所と販売所は一緒なので、図録が要らない人は前もってチケットを買う必要はないのかも・・。

後期に出向けば美術館前に植わっている、秀吉ゆかりの枝垂れ桜が咲いているかもしれません。

 

↓博古館の向かいに不思議な建物を発見。

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どうやらスウェーデン大使館らしい・・。

屋上?というか階段状になっているところには出られるのだろうか?

 

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全て同じデザインという訳ではありませんが、泉ガーデンタワーの道しるべというか案内板?が可愛い・・。

 

 

 

 

おまけ

ある日の外食。

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↑またまたスーラーご飯を食べました。

けっこう辛く、ジャスミン茶をいっぱい飲んでしまった。

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↑こちらはお通しで出してくれた、かぼちゃの種

その昔、無印良品で買ったことがあったかも。

どうやら今は売っていないらしい。

 

本日はここまで。