『♪あーめーのー 外苑〜 よーぎりの 日比谷〜♪
という歌を外苑に来ると思い出す』とタモリさんがNHKの番組で言っていましたが・・全く雨の降っていない外苑によってきました。
↑信号の向こうに六本木ヒルズが見えますが・・きっと歩くと時間かかるんだろうなと思いつつ。。学生のころ、神宮外苑にはスケートをしに来たことがあったのですがその時は千駄ヶ谷駅で降りたような。
↑目的は、この聖徳記念絵画館。国会議事堂ではありません。。。
残念ながら上の方は工事中?なにやらネットがはってあります。
この建物は明治天皇の業績を後世に伝えるために建てられたものだそうで、絵画館というだけあって中には80枚くらい、明治天皇にまつわる絵画が展示されています。
今で言うところの大成建設が大正15年に建てたそうなので、けっこう歴史ありますね。。明治天皇が乗った馬の剥製もありました。
この建物のどこで行われているかは不明ですが、、絵画教室や陶芸教室なんかやっているもよう。省エネのためか、ライトアップは中止しているのだとか。
絵画というよりも、この建物に興味がありまして来てみた次第。
建具もなかなか凝っています。
↑ステンドグラス??
↑天井もなかなかモダンです。写真が撮れるのはここまで。
絵画が展示してあるのに館内はなぜかクーラーが無く・・扇風機がけたたましく回ってます。通路の真ん中に木の箱らしきものがあったので、、ストーブはあるのか・・??
明治天皇が岩倉具視を見舞っている絵や富岡製糸工場を視察?している絵が印象的でした。画家は全て同じ人ではなくいろいろなのですが、それらの絵を寄贈しているのは勧業銀行(現・みずほ銀行)とか銀行が主のようです。
どうもこういった絵をみていると、パースがややおかしいような気がしてなりません。。。。
ちなみに見学料ではなく、施設維持協力金として500円かかります。
↑この建物の手前にある池?は、昭和三十年代くらいに一時期、プールとして開放され子供たちが泳いでいたのだとか。
↑建物の横にある「ひとつばたご」という名木。俗名「なんじゃもんじゃ」というのだそうです。
↑現在の木は二代目だそうで、初代は昭和8年に枯れてしまったのだとか。
五月には白い花を咲かせ、満開になると雪をかぶったように見えるのだそうです。
「愛知・岐阜・対馬に産し、都内では十数カ所に見られる」と書いてありますが、愛知や岐阜、対馬では珍しくないんでしょうかね??花の咲くころまた来てみようかと思う次第。。
追記
後で調べたところ、「ひとつばたご」=「なんじゃもんじゃ」 ではなく、「ひとつばたご」が主にいわれるが、珍しい木のことを「なんじゃもんじゃ」というのだそうです。「ひとつばたご」は東京近郊ですとこの外苑だけでなく、調布の深大寺や勝海舟のお墓付近などわりといろいろな処にあるようです。
↑絵画館の前は軟式球場。国旗があがっています。
陽のあたるアスファルトの上は暑いですが、神宮外苑はけっこう森っぽいところもあり自然豊か。渋谷とか新宿の真ん中にいるような暑さではないです。まあ、住所的にはここも新宿区なのですが。
「花火大会の際、絵画館の前で開放待ちはできません」みたいな看板がちらほら。
ちょっと南下すると有名なイチョウ並木なんかもありますが、今は時期でないので今回はここで帰路につきます。。
外苑たびはここまで。。。
最初にかいた歌は「東京の灯よいつまでも」という昭和39年ごろの名曲だそうです。自分は生まれていなかったので知らなかったのですが。。