国立近現代建築資料館を見学したあと・・
せっかく入場料を払ったので旧岩崎邸庭園も散策することに。
三菱第3代社長・岩崎久彌の家と庭だったこの庭園、今でもけっこう広いのですが、造られた当時(1896年)は今よりも3倍の広さがあったそうです。当初は20棟もあった建物も3棟しか残っていません。
↑これは撞球室。ビリヤード場です。
なんだか昔のソーセージのCMにでてくるかのような佇まい。
↑外から覗いた室内。ヒーターみたいなものが窓の下に見えるのですが・・何かイベントなどで室内を使用することもあるのでしょうか?
↑建物前にあった椅子。ちょっとかわいいので撮影してみました。
つづいて洋館へ。
ここは靴を脱いであがらないといけません。
↑裏から見るとなんだかアウトレットモールのよう。
↑ベランダ。
本来はベランダも含め内部の撮影は不可なんですが期間限定で、この日は洋館2階のみ撮影してもよいことになっていました。
この建物はジョサイア・コンドルという日本で初めて西洋式建築教育を行ったという、イギリス人の建築家が設計。
戦後にGHQに接収されたり、返還後には国有財産に。この洋館が重要文化財に指定されたのは昭和36年で、敷地全体が重要文化財になったのは平成11年だそう。
正直なところ、ガイドツアーなる団体さん(15人くらい)がいくつも塊で動いていたりするので・・個人でゆっくり鑑賞するにはあまり良くない環境です。人をいれずに撮影するのは困難。。
姫路城みたいに広ければガイドツアーでまわってもよいかと思うのですが。
↑個人的には天井が素敵だなと思ったり。
家主はアメリカに留学していたことがあったとかで・・カントリーハウスのイメージも取り入れられているそう。洋館は迎賓館みたいな使われ方をしていたらしいです。
でもヨドコウ迎賓館とか甲子園ホテル(今の武庫川女子大学)を観に行った時みたいな感動はおぼえず・・。ちょっといまいち統一感がないような。
↑暖炉もあちらこちらに。
この洋館の奥には和館もあったのですが、どうも主に喫茶室になっているらしいので、ちらりと眺めただけで出ることに。柴又にある山本亭みたいでした。
上野たびはここまで。
おまけ
↑最初の大雪のあと、近所に佇むネコ雪だるまを撮影。
かまくらや普通の雪だるまは何個か見かけましたけど
ネコ雪だるまは初めて。
ヒゲもあってなかなかかわいいです。