たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

上野たび 旧岩崎邸庭園

国立近現代建築資料館を見学したあと・・

せっかく入場料を払ったので旧岩崎邸庭園も散策することに。

 

三菱第3代社長・岩崎久の家と庭だったこの庭園、今でもけっこう広いのですが、造られた当時(1896年)は今よりも3倍の広さがあったそうです。当初は20棟もあった建物も3棟しか残っていません。

   f:id:kabakabatamanegi:20140214124526j:plain

↑これは撞球。ビリヤード場です。

なんだか昔のソーセージのCMにでてくるかのような佇まい。

   f:id:kabakabatamanegi:20140214125133j:plain

↑外から覗いた室内。ヒーターみたいなものが窓の下に見えるのですが・・何かイベントなどで室内を使用することもあるのでしょうか?

   f:id:kabakabatamanegi:20140214125421j:plain

↑建物前にあった椅子。ちょっとかわいいので撮影してみました。

 

つづいて洋館へ。

ここは靴を脱いであがらないといけません。

   f:id:kabakabatamanegi:20140214125537j:plain

   f:id:kabakabatamanegi:20140214125619j:plain

↑裏から見るとなんだかアウトレットモールのよう。

   f:id:kabakabatamanegi:20140214125703j:plain

↑ベランダ。

本来はベランダも含め内部の撮影は不可なんですが期間限定で、この日は洋館2階のみ撮影してもよいことになっていました。

この建物はジョサイア・コンドルという日本で初めて西洋式建築教育を行ったという、イギリス人の建築家が設計。

戦後にGHQに接収されたり、返還後には国有財産に。この洋館が重要文化財に指定されたのは昭和36年で、敷地全体が重要文化財になったのは平成11年だそう。

   f:id:kabakabatamanegi:20140214130444j:plain

正直なところ、ガイドツアーなる団体さん(15人くらい)がいくつも塊で動いていたりするので・・個人でゆっくり鑑賞するにはあまり良くない環境です。人をいれずに撮影するのは困難。。

姫路城みたいに広ければガイドツアーでまわってもよいかと思うのですが。

   f:id:kabakabatamanegi:20140214130705j:plain

   f:id:kabakabatamanegi:20140214130722j:plain

↑個人的には天井が素敵だなと思ったり。

家主はアメリカに留学していたことがあったとかで・・カントリーハウスのイメージも取り入れられているそう。洋館は迎賓館みたいな使われ方をしていたらしいです。

でもヨドコウ迎賓館とか甲子園ホテル(今の武庫川女子大学)を観に行った時みたいな感動はおぼえず・・。ちょっといまいち統一感がないような。

   f:id:kabakabatamanegi:20140214130919j:plain

↑暖炉もあちらこちらに。

この洋館の奥には和館もあったのですが、どうも主に喫茶室になっているらしいので、ちらりと眺めただけで出ることに。柴又にある山本亭みたいでした。

 

上野たびはここまで。

 

 

おまけ

   f:id:kabakabatamanegi:20140214150916j:plain

↑最初の大雪のあと、近所に佇むネコ雪だるまを撮影。

かまくらや普通の雪だるまは何個か見かけましたけど

ネコ雪だるまは初めて。

ヒゲもあってなかなかかわいいです。