春に鳩山会館へ薔薇を見に行った際、寄ろうかと思って断念した野間記念館へやっと行くことができました。住所としては東京都文京区です。
有楽町線の江戸川橋駅にて下車、目白坂を上り、椿山荘(ホテルと結婚式場)のちょっと先に野間記念館は存在します。ここは講談社の創業者、野間清治のコレクションなどを展示している美術館です。
現在は「昭和初期 講談社の絵本原画展」を開催中。4つある展示室のうち、一つが整備点検中とかで閉鎖されているため、本来は入館料500円のところ300円でした。(10月あたまぐらいには再開するようです)
自分が入った時には誰も入館者がおらず、そんなに人気ないのか??と思っていたら、その後ちらほら。
正直なところ、「かちかち山」や「孫悟空」は知っていても「安寿姫と厨子王丸」とか、聞いた事も無い話の挿絵も多く・・・。野間清治は昭和34年までに7000万部も絵本を発行したそうです。
↑おそらく復刊された本。
この記念館、カフェやレストランはありませんが、奥に中庭を眺められる休憩所がありまして、自動販売機で珈琲を買ってしばし休憩。
野間記念館の隣にビニールハウス+農園?+カフェがあったのですが、カフェはお休みのようでした。
曇り空のなか・・野間記念館をあとにしまして、↑向かい側にある東京カテドラル聖マリア大聖堂へ、勇気をだして潜入してみました。
↑反対側から撮影。
おそるおそる中へ入ると、ガラス越しに「どうぞ」みたいな手振りをされ・・撮影は不可ですが大聖堂の内部を見るのは無料のようです。中には十数人いらっしゃいましたが、ただ椅子に腰掛けて、特に何かしている訳でもなく・・お祈りをされているのでしょうか??音をたてないように気を付けながら、内部を見学。後ろの方にはパイプオルガンがあったりしました。ミサの時間(曜日によって異なります)はおそらく見学できないと思われ・・。
↑野間記念館から見える鐘塔。鐘が4個ついています。
大聖堂は昨年?だったか「美の巨人たち」というテレビ番組で取り上げられていたのでちょっと興味がありました。設計は丹下健三で1964年に完成した建物。
真上から見る、もしくは天井を見上げると十字架がかたどってあります。
↑これは敷地内にあった、ルルド(ピレネー山脈の奥にある街)の洞窟を全く同じ大きさで作ったもの。霊泉が湧き出て、それに浸かったり飲んだりした人々は不治の病が治ったのだとか。
ポストカードもなども売っていたのですが買い損ねてしまいました。
このまま帰路に。
おまけ
この日、通りすがりに撮影した花。
↑ガザニア?がたくさん。
↑この前見かけたものより、ちょっと緑の割合が多いですが、おそらく初雪草。
↑コスモスも。いつもと違うカメラで撮影したら、些か奇麗に撮れました。
本日はここまで。