たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

たばこと塩の博物館 浮世絵に見る名所と美人 展

週末のこと。

スカイツリーの近くにある、たばこと塩の博物館で始まった「浮世絵に見る 名所と美人」展を観に行きました。

2月29日から始まった展示ですが・・3月5日から16日まで休館予定とのことです。

もともと混んでいる博物館でもないし、美術鑑賞などはリスクが少ないと専門家も言っているのになーー。万が一を考えてのことだと思いますが。

ライブハウスではないですが、個人的に行きたかったイベントも延期になってしまったし。

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内容としては江戸時代の役者絵や美人画、名所の絵が主。

今では考えられませんが、隅田川沿いには役者の別荘が並んでいたそうです。

個人的には小林清親の版画と、向島百花園の古いポストカードに興味をそそられました。百花園はあまり変わっていないような気も。

たまたま先日の「美の巨人たち」(テレビ東京系)で隅田川絵巻を取り上げていましたが、牧義夫が描いたのは昭和の始めのころの隅田川らしいので、少し時代が異なります。

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↑他の美術館のチラシももらってきたものの・・予定通り開催できるのか?ちょっと心配です。

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↑購入したポストカード。

歌川国芳「達男気性競 金神長五郎」(左)と 渓斎栄泉隅田川落雁」(右)。

 

3階のギャラリースペースにて、和田誠さんの展示もやっていました。

以前、この博物館で個展をされていたのも自分は観ています。

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和田さんはハイライトのパッケージをデザインしたことで有名ですが、ピースの広告も手掛けていたとか。

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前にも書きましたが、自分は教科書に載っていた「ごちそうを食べた上着」というお話の挿絵が好きでした。 

和田さんは同窓なのですが、かなり先輩なので、もちろんお会いしたことはありません。

ぼくは王さま (新・名作の愛蔵版)

ぼくは王さま (新・名作の愛蔵版)

  • 作者:寺村 輝夫
  • 発売日: 2000/01/01
  • メディア: 単行本
 

 ↑また、子供のころに読んでいた「ぼくは王さま」の挿絵も和田さんでした。

王さまシリーズは他にもありますが、何故か絵が和歌山静子さんのものに変わっています。 

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たばこと塩の博物館で個展を開催した時のポスターや写真など。

 

博物館をあとにしまして・・

裏手の通りにある、大横川親水公園へも行きました。

行くところがないのか?子供も含めて思った以上に人が多く・・

釣り堀なんかもあったりします。

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↑これは平川橋落橋記念碑

もとは鋼橋で、第二次世界大戦の時には高欄が撤去されたりしたらしいのですが、その後、復旧。しかし老朽化のため、平成23年に役目を終え、道路として整備したようです。

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↑前にも撮影したような気がしますが、公園内のフォトスポット。

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業平橋についての説明。

とうきょうスカイツリー駅」はもともと「業平橋」だったような。

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↑この日はとても暖かく・・早咲きの桜も。

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これはコブシ・・?←コメントいただきました。モクレンだそうです。

展望台は開いていなかったものの、ソラマチで買いたいものがあって行ったのですが見つけられず。このまま帰路に。

 

 

 

 

おまけ

先日、BSでフォーク・クルセダーズの「イムジン河」に関する番組が放映されていました。

自分が生まれる前の曲ですが、学生のころ別の番組で特集されたのを見ており、「イムジン河」の歴史的背景、発売中止騒動については知っていました。

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※イラストはイメージです。

三宅裕司さん司会だったような・・。まだ家のテレビはブラウン管だったはず。

再発売されたのは2002年でして、もう放送禁止という訳ではないはず・・と思い、某ラジオ番組でリクエストしてみたところ、採用してもらえました!!

 

本日はここまで。