たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

花見たび 枝垂れ桜&弥生美術館 

すこし間があいてしまいました。

 

今年もできれば江戸川沿いの配水塔へ行きたかったのですが、やはり見学会は開催しないようなので・・連休中は昨年も行ったお寺へのみ、花見がてら出かけました。

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↑これは周りの桜並木、ソメイヨシノ。すっかり満開。

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↑いつもの枝垂れ桜。

老木ですが、今年も咲かせてくれました。

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↑奥の枝垂れ桜はあまり蕾ももっておらず・・咲いていたのはこのくらい。

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↑こちらは陽光という品種。

今年はさすがに飲食の屋台は出ていませんでしたが、何故かTシャツやら雑貨を売っている店がでていたりして・・。

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↑これはお寺に付属している幼稚園の入口に咲いていた、オオキバナカタバミ

ちょっと調べたところ、家畜には有害なんだとか。

 

 

別の日。

東大の裏側にある弥生美術館へ。

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歌川派を継承した絵師の企画展を開催中。

芳年月岡芳年(つきおかよしとし)、年英は右田年英(みぎたとしひで)、英朋は鰭崎英朋(ひれさきえいほう)、朋世は神保朋世(じんぼともよ)です。

個人的には鏑木清方と鰭崎英朋の合作が好きでした。

展示の仕方も悪いのかも?ですが、やはり国芳とか鏑木清方など有名な人のほうが上手いように感じてしまいます。。

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原宿にある、太田記念美術館と連携して展示をしていたのですが、開いているのは弥生美術館だけという(コロナのせい)。どちらかといえば太田記念美術館のほうの展示が見たかった・・いずれ同じ展示内容で開催するそうですが。

 

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↑購入したポストカード。

右は鰭崎英朋が描いた「婦女界」という大正時代の雑誌の口絵。

左は今回の展示には何の関係もないですが、長沢節さんの絵です。

セツ・モードセミナーという、多くのイラストレーターを輩出した学校は節さんの生誕100年を機に閉校してしまっています。御茶の水にあった文化学院とか歴史ある学校も少子化に伴って閉校してしまったなーー。

 

弥生美術館併設の竹久夢二美術館では「はいからモダン袴スタイル展」という昔の女学生の通学服に関する展示をやっていまして、一通り見学したのですが、

のらくろ」の作者、田河水泡が持っていた竹久夢二の絵が遺族から寄贈されたとかで、ちょっとしたコーナーがありまして、個人的にはそちらのほうが興味そそられました。 

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 ※イラストはイメージです。

子供のころは「のらくろ」とフィリックスの区別もついていなかった自分ですが、江東区の文化センターの、のらくろを見学して認識した次第。

田河水泡長谷川町子さんの師匠ということは有名ですが、小林秀雄(教科書にもでてくるような文芸評論家です)の妹が奥さんだったとか。ちょっとびっくり。

はいからさんが通る

はいからさんが通る

  • 発売日: 2018/12/25
  • メディア: Prime Video
 

↑この映画のパンフレットも展示してありました。アニメと漫画だけでなく実写版もあったっけ??

個人的には少尉よりも編集長が好きでした。

 

帰りは花見客を横目に不忍池沿いを歩き・・デザート会社のアウトレットに妙に長い行列ができていたりして。「花よりデザート」なのかもしれません。

 

 

おまけ

少し前のことですが、めったに降りない駅のショッピングセンター内で中古レコード市のようなものを開催しているのを見かけ・・。

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↑まったく世代ではないのですが、ガロとタイガースのレコードを買ってしまいました。本当は自分も知らないくらいのレア物が欲しかったものの、一枚180円という値段にひかれ・・。
「都会」はジャケットにシローさんが写っているので、だいぶ後期の曲らしいです。

 

本日はここまで。