ちょっと久しぶりに、はるばる?千葉市美術館へ行ってきました。
同じ建物内にあった千葉市中央区役所が移転したため、拡張リニューアルオープンしたもよう。
本来は「ジャポニスムー世界を魅了した浮世絵」という展覧会(こっちのほうが観たかった)が開催予定でしたが、コロナの影響で延期になってしまいました。
現在は8,7階で「帰ってきたどうぶつ大行進」展が開催中。
千葉市美術館の所蔵品(または寄託作品)が主で、動物に関する絵を集めた展示になっています。
さすがにカバの絵はなかったですが・・印象的だったのは象の絵の数々。
象は徳川吉宗がベトナムから取り寄せ、浜離宮で飼われていたこともあったとか。
後で調べたところ、最終的には民間に払い下げられ、象は中野で暮らしていたようです。
カバが日本に初めてやってきたのは明治の終わりになってから。
他に、長沢蘆雪、鈴木其一、酒井抱一、伊藤若冲、神坂雪佳、小林清親、勝川春英などわりと有名な画家の作品がけっこうありましたが・・並べるだけ並べた感もあったりして。日本画だけでなく、恩地幸四郎や平塚運一の作品もあったのがせめてもの救い。
※イラストはイメージです。
新たに展示室になった5階では「千葉市美術館 コレクション名品選2020」が開催中。部屋の半分は「1945年以降の現代美術 特集 草間彌生」の展示でして、フォーエバー現代美術館(すでに閉館)で観たボートの作品もありました。
禁止マークがついているもの以外は撮影可。
個人的には↑竹久夢二の画集が好きでした。
1階の銀行だった場所「さや堂ホール」では↑「なりきり美術館」という、Eテレ「びじゅチューン」と千葉市美術館のコラボ企画?が開催中。
「びじゅチューン」は正直なところ、♪よーへんてんもくディスコは〜♪(曜変天目をテーマにした歌)しか知らないのですが、無料ということもあり覗いてきました。
内容は体験型で子ども向けなのでしょうけど、自撮りしたい大人は楽しめるかも・・です。
↑「体感!ザパーンドプーン北斎」
スクリーンの映像で遊べるというもの。
↑「見返らなくてもほぼ美人」
この人形、一定時間回ってまして・・止まったところを撮影してみました。
↑「雨は愛すがどう描く?」
TAKE FREE と書いてあったのでポストカードを貰ってきました。
“広重の絵にきみの雨を降らせてみよう”ということのようです。
最後にミュージアムショップにも寄りましたが、どうぶつ大行進に関するものは売っておらず。よーへんてんもくディスコポーチ(びじゅチューングッズ)は少し惹かれましたが、何も買わず・・カフェも開いていなかったので美術館をあとに。
美術館近くの三越もパルコも無くなってしまったので・・千葉そごうに寄りました。
ダンボ母に「清閑院のお菓子買ってきて」と言われたのですが、期間限定で出店していた「たねや」を見つけてしまい・・桃ゼリーと蜜柑寒天みたいな夏のお菓子を購入。
この日はこのまま帰路に。
おまけ
「モモ」は学校の図書館にあったかなーくらいの記憶なんですが、ラジオで伊集院さんが面白いと言っていたので、今月はこちらを真面目に?見ようかと思っています。アニメはハイジの時と同じ画風なので・・ちょっと気持ち悪いのですが。
ミヒャエル・エンデは「はてしない物語」も書いています。映画「ネバーエンディングストーリー」の原作ですが、結末は異なるようです。自分は子どもだったので映画は見ていませんが、リマールという人が主題歌を歌っていたような・・。
おまけ2
ダンボ家にも咲いていますが、帰り道に見かけた百日紅。
本日はここまで。