連休中のこと。東京ステーションギャラリーで開催中の「開校100年 きたれ、バウハウス 造形教育の基礎」展を観に行きました。
この展示も前回の神田日勝展と同様に、日時指定の券を事前にローソンで買わなければいけないシステムですが、自分はダンボ母が持っていた優待券をもらい・・窓口で半額払って入場できました。
「開校100年」とありますが、バウハウスは1919年から1933年まで存在したドイツの造形学校。バウハウスが誕生してから昨年でちょうど100年、ということのようです。
自分は「別冊アサ秘ジャーナル」(すでに終了。関東ローカルだったかも)という、月1回くらい、深夜に放送していた、いろいろな学校を見学する番組が好きでよく見ていました。何回か、造形教育に関する学校(某藝大やデザイン専門学校など)を紹介する回もあったのですが、やはりバウハウスに比べると学ぶ内容が薄かったなーーと思ったり。もちろん、番組で紹介した内容が全てではないと思いますが・・。
↓「色のある影」という実験コーナー。
白い壁の前で、作品リストをかざして撮影。
ヨハネス・イッテンが色のある影の問題を解明するのにした実験を再現できる、というもの。白い物体にレッドの光線をあてるとグリーンの影が生じ、グリーンの光線をあてるとレッドの影が生じる、イエローとバイオレッドでも同じことがおこる、ということのようです。イッテンがバウハウスでこの授業をしたかどうかは定かでないようですが・・。
↑マルセル・ブロイヤーのワリシーチェア。
展示室内にも多くの椅子がありました。けっこう宇都宮美術館の所蔵品が多かったような。
↑ヨゼフ・アルバースの組み合わせ文字・3。
3つの要素の組み合わせによってできている書体。マグネットで自由に文字を作れるようになっていました。
※イラストはイメージです。独楽やチェスは触れず。
個人的に興味深かったのは「混色独楽」という、独楽にドーナツ型の紙をかぶせて回すもの(自分も学校でやってみたことがありました。)と、駒の動きがわかりやすい「チェスセット」。自分は将棋は全く解りませんが、チェスならオモチャでやったことがあり・・なるほどーーと思ってしまった。
他に、バウハウスに留学していたという日本人学生4人に関する展示もありました。1920〜30年代にドイツ語を学び、留学するなんてすごい・・と思ったのですが、森鴎外はもう少し前(1884年くらい)に留学していました。
自分もパウル・クレーが先生なら学んでみたかった・・。
↑この雑誌も売っていました。
あまり欲しいものが無かったのでショップでは何も買わず。
※イラストはイメージです。
この日の翌日、叔父の13回忌の法要(コロナの影響で拝んでもらうだけ)があるとかで、従兄弟の家へお土産に「ハリエのバームクーヘン買ってきて」とダンボ母に言われ・・。
東京駅の八重洲口方面の東京ギフトパレットにクラブハリエが出来たのは知っていましたが、百貨店のカードを預かったので、この日は素通り。日本橋まで歩きました。
この日はバームクーヘン3つ(1つはオニギリ姪用)と、たねやの最中(仏壇に供えるらしい)を抱えて帰路に。
本日はここまで。