たびのきろく

カバ好き人間のたびのきろく。

SOMPO美術館 山下清展 & さかざきちはる ペンギンアパートメント展

先日、新宿のSOMPO美術館にて始まった「山下清展 百年目の大回想」へダンボ母と一緒に行きました。美術館が本社ビルの中にあった時に吉田博展を観にきたことがありましたが、美術館が独立してからは初めて。

   

新宿駅西口を出て、モード学園のビルの斜め後ろくらいの場所です。

事前にコンビニでチケットを購入すると100円引き。

   

正確にいうと生誕100年だったのは昨年のはず?

展覧会は昨年、鹿児島で始まり巡回してきたもよう。

1964年のオリンピックを描いた絵は東京会場限定公開。

   

↑代表作ともいうべき「長岡の花火」の貼り絵。

 

※イラストはイメージです。大叔母はマッシュルームカットの人でした。展覧会はすごい人混みだったとか。

昭和30年代、まだ子供だったダンボ母は叔母(自分にとっては大叔母)に連れられて、大丸百貨店で開催された山下清展へ行ったことがあったとかで・・・結構久しぶりだったようです。

自分の祖父は床屋で、ボランテイアで山下清が住んでいた施設へ行っていたこともあったようなのですが、山下清を散髪してあげたかどうかは不明です・・。

   

↑撮影可だったバナー。これはグラバー邸。

自分は「裸の大将」とかドラマはあまり見ていなかったのですが、山下清の絵はなんとなく素朴で良いなーーと思っていました。

実際は旅の最中は絵を描いていなかったそうですが・・鹿児島がお気に入りの場所だったようで、桜島を描いた絵が何枚かありました。

自分が言うのもなんですが・・正直なところ若い頃は遠近感無視?みたいな感じの絵も年をとるにつれてかなり上達している感じがわかります。。

   

購入したポストカードとA4ポスター。

左下は両国の花火(おそらく隅田川)、右下は小石川後楽園

 

個人的には絵付けした皿とか壺なんかも良いなーと思ったり。

山下清は高血圧で眼底出血を起こし、その2年後に脳出血により49歳で亡くなっています。

当時はCTとか無かったと思いますが、もう少し健康に気遣っていれば・・。

 

   

山下清は「日本のゴッホ」と呼ばれていたそうですが

↑これは損保ジャパンが所蔵している、本物のゴッホの「ひまわり」。

 

美術館2Fにもカフェスペース(カフェは土日しか営業していないらしいです)がありましたが、飲み物しか無かったので、向かいのエルタワーヘ。

   

↑地下の「ライオン」で食べたカツサンド

本当は半分くらいでよかったのですが・・カツサンドは出来たてが美味しいので、なんとか完食しました。ほんのりカレー風味。

「ライオン」はビアホールですが、普通に洋食も食べられます。

 

 

別の日。

吉澤ガーデンギャラリーにて開催中の「さかざきちはる ペンギンアパートメント」を観に行きました。さかざきさんはSuicaのペンギン、チーバ君でおなじみのイラストレーターです。今回はペンギンの絵の展示でした。

   

5月30日から後期展示ということでしたが・・制作が遅れているとかで、後期の作品が揃ってから行きました。基本的には10センチ四方くらいのペンギンの絵で埋めつくされてまして・・森(ペンギンと動物)・空(ペンギンと鳥)・虹(ペンギンと色にまつわる何か)・画家(ペンギンと猫・さかざきさんのアトリエ)といった感じでテーマごとに分かれていました。

   

全てパソコンで描いているのかと勝手に思っていたのですが、「画家のアパートメント」にはトレーシングペーパーやアクリルガッシュ、筆洗が置いてあったりして。

全国のデパートで開催した展覧会で作品は全て売れてしまったので、今回の展示のために再現したんだそうです。

   

↑ポストカードだけ購入。

   

↑まだバラが綺麗でした。

ガーデンギャラリーなので時期によっていろいろ花が楽しめます。

駅からやや遠いのが難点。

   

↑これはランタナ

なんとなく腰が痛かったりしたのですが、とりあえず行けてよかった。。

 

本日はここまで。